増税による住宅購入の影響
消費税10％が適用されるタイミング ～注文住宅～
①住宅の引き渡しが2019年9月30日までに完了すれば、消費税は8％となります。
引き渡しが2019年10月1日以降の場合は消費税が10％です。
②注文住宅の場合に限り、請負契約が2019年3月31日までに完了していれば、
引き渡し時期に関わらず消費税は8％にとなります。
消費税10％が適用されるタイミング ～経過措置～
注文住宅は、請負契約から引き渡しまでに一般的に数ヶ月間かかります。
そのため、増税施行日の6ヶ月と1日前に請負契約が完了した注文住宅については、
もし引き渡しが増税施行後であっても、増税前の税率が適用されます。
～既に決定している増税後の住宅取得措置～
①すまい給付金の増額
（現行の最大給付額30万から50万に拡充）
※詳細は国土交通省のHPをごらんください。
http://sumai-kyufu.jp/
②贈与税非課税枠の拡大
（非課税枠が1200万円から3000万円に拡充）
※詳細は国土交通省のHPをごらんください。
http://www.mlit.go.jp/common/001157471.pdf
政府はこれらの決定措置のほか、現在追加措置を検討中です。
2018年10月時点でまだ公表はされていません。
参考例 ～増税の影響～
①物件価格：4,000万円
（1）4,000×8％=4,320万円
（2）4,000×10％=4,400万円 差額：80万円
②家具家電：100万円
（1）100×8％=108万円
（2）100×10％=110万円 差額：2万円
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